2010-12-01から1ヶ月間の記事一覧

【真宗論Extra】曽我量深「往還の対面」レビュー(10/28)

曽我量深師の「往還の対面」を読んでるなう。半世紀近く前の講話集だが、クリティカルだ。posted at 22:36:16現代思想や哲学やってる人は、西田幾多郎や鈴木大拙はよく読むだろうが、曽我師に注目する人は少ないだろう。もったいない。posted at 22:39:17貨…

親鸞の内なる他者:大学のアジール性をめぐって(10/08)

他のOECD各国では、大学が(資本や商業主義からの要求など)世俗の要求から切り離された空間であることを確保するために腐心している。その本質的価値がわからない日本人は大学をだいなしにしてしまう。 / Togetter - 「"大学改革"が… http://htn.to/mhAPtep…

真宗の生まれた地点:一念義と多念義、そして唯信別開へ(9/10〜11)

9/10 親鸞は阿弥陀如来に帰命することのうちに仏教的な教・行・証を包摂してしまった(唯信別開)ので、自力仏教を基本とするならまあ異端といえば異端。法然はどうかというと、浄土真宗による法然読解もあるのでなかなか単純ではないのだが、教・行・証体系…

罪人の死と死生観:芸能リポーターの死をめぐって(8/23)

今朝方から猪瀬直樹氏と岩上安身氏関連のtweetでTLが荒れており(しかもその多くは第三者による局地戦!)少々うんざりしている。愛知県民であり、岩上シンパでも猪瀬シンパでもない僕からすると、他人事であることこの上ない。せめてRT流すのはもうやめてく…

真宗論三篇

今年のtwitterの親鸞ネタ連投から代表的なものを三つピックアップ。「罪人の死と死生観」、「真宗の生まれた地点」、「親鸞の内なる他者」の三本です。